春だった。 暖かい午後。 私は縁側に座っていた。 ぽかぽかする。 気持ちいい。 眠い。 とても眠い。 隣には玄瑞。 本を読んでいる。 静かな時間だった。 私は欠伸をする。 「ふぁ……」 玄瑞がちらりと見る。