君がいた幕末で


『玄瑞が好き』

確かに言った。

泣きながら。

思い切り。

でも。

玄瑞からは。

「あ」

私が呟く。

玄瑞の顔が引きつる。

晋作は吹き出した。

稔麿も笑いを堪えている。