君がいた幕末で


「もうどこにも行くな」

私は涙を堪えながら頷く。

「うん」

今度は迷わない。

もう一人じゃない。

未来へ帰る方法なんて。

最後まで見つからなかった。

でも。

後悔はない。

だって。

私は知っている。