君がいた幕末で


振り返る。

そこには見知らぬ男が立っていた。

思わず目を見開く。

整った顔立ち。

柔らかな笑顔。

どこか知的な雰囲気。

男は楽しそうに笑った。

「やっぱり」

「晋作が言ってた通りだ」

私は首を傾げる。

「誰?」

すると男は少し驚いた顔をした。