君がいた幕末で


その頃。

新撰組屯所。

総司は縁側にいた。

風が気持ちいい。

以前より咳は減っている。

山南も気付いていた。

土方も。

「元気そうだな」

平助が笑う。

総司も笑った。

「君もね」

二人は空を見る。

同じ空だった。