君がいた幕末で


翌朝。

私は珍しく早起きだった。

理由は単純。

眠れなかったから。

玄瑞との会話を思い出していた。

警戒されてるし。

信用もされてない。

でも。

少しだけ。

最初より優しくなった気がした。

そんなことを考えながら歩いていると。

後ろから声が聞こえた。

「君がれな?」