君がいた幕末で


「止めても行くんだろうな」

私は小さく頷く。

玄瑞を助けたい。

未来を変えたい。

もう決めていた。

土方はしばらく黙る。

そして。

懐から何かを取り出した。

小刀だった。

護身用。

私は目を見開く。