君がいた幕末で


風が吹く。

二人とも何も言わない。

やがて。

平助が口を開いた。

「明日行くんだろ」

私は固まる。

否定出来なかった。

玄瑞を助けたい。

禁門の変を止めたい。

その気持ちは変わらない。

私は小さく頷いた。