君がいた幕末で


眠れなかった。

目を閉じる。

すると。

玄瑞の顔が浮かぶ。

笑った顔。

怒った顔。

困った顔。

全部。

鮮明だった。

禁門の変が近い。

未来を知っている。

だからこそ怖かった。

もし。

本当に史実通りになったら。

もし。

玄瑞が死んだら。