君がいた幕末で


禁門の変。

その準備が進んでいる。

長州も。

新撰組も。

京都全体が張り詰めていた。

私は縁側に座りながら空を見ていた。

嫌な予感しかしない。

未来を知っている。

だから分かる。

もうすぐだ。

もうすぐ。

久坂玄瑞が死ぬ日が来る。

私はぎゅっと拳を握った。