君がいた幕末で



「迎えに行く」

小さな声だった。

でも。

はっきりしていた。

晋作も。

稔麿も。

笑顔になる。

「長州のためだ」

玄瑞が言う。

そして。

少しだけ笑う。

「れなのためでもある」

稔麿が吹き出す。

晋作は大笑いした。