君がいた幕末で


結局。

何度も書いては破る。

書いては破る。

気付けば紙が山になっていた。

私は額を机へ押し付けた。

「難しい……」

同じ頃。

長州。

玄瑞も筆を握っていた。

机の上には紙が散らばっている。

晋作が見て吹き出した。

「何枚目だ?」