君がいた幕末で


少し離れた場所。

土方も聞いていた。

そして。

総司も。

誰も言葉にしない。

でも。

みんな同じことを思っていた。

れなの歌を聞くと。

心が軽くなる。

そんな気がする。

その日。

山南は一人で考えていた。

偶然だろうか。

それとも。

まだ誰も知らない奇跡が。

本当に起きているのだろうか。