君がいた幕末で


「何か変わったことは?」

総司は考える。

そして。

自然と一人の顔が浮かぶ。

れな。

歌う姿。

笑う顔。

抱き締めてくれた夜。

総司は苦笑する。

まさか。

そんなはずない。

歌を聞いただけで。

身体が良くなるなんて。

ありえない。