その日の夕方。 山南は総司と話していた。 「最近体調はどうですか?」 総司は首を傾げる。 「どうって?」 「咳です」 総司は少し考えた。 言われてみれば。 そうだった。 前ほど出ていない。 夜も少し眠れる。 息苦しさも減った。 「そういえば」 総司が呟く。 山南は目を細めた。