君がいた幕末で


総司の顔は少しやつれていた。

ずっと寝ていなかったみたいに。

私は口を開く。

喉が痛い。

上手く声が出ない。

それでも。

一番に聞きたかった。

「……としまろ……」

総司は固まる。

私は必死に続ける。

「無事……?」

その言葉に。

総司は目を見開いた。