君がいた幕末で


意識が沈む。

声が聞こえる。

誰かが呼んでいる。

遠い。

とても遠い。

私は目を開けられなかった。

池田屋の外。

玄瑞はれなを抱いていた。

血が止まらない。

顔色も悪い。

怖かった。

戦場で何人も見てきた。

だから分かる。

このままでは危ない。