君がいた幕末で


「としまろ!!」

私は叫んだ。

全員が一瞬だけ動きを止める。

総司も。

平助も。

玄瑞も。

みんな驚いた顔だった。

れながいる。

ここにいる。

だけど。

戦いは止まらない。

総司の刀は既に動いていた。

稔麿も避けられない。

史実なら。

ここで終わる。

私は走った。

考えるより先に。

身体が動いていた。