君がいた幕末で


私は思わず身構える。

玄瑞は相変わらず真面目な顔だった。

「何その反応」

「警戒している」

即答。

私は呆れた。

「まだ疑ってるの?」

「当然だ」

本当に失礼な人だ。

でも。

初日ほど怖くはなかった。

少しだけ。

ほんの少しだけ。