君がいた幕末で


その頃。

れなは眠れずにいた。

新撰組屯所。

静かな夜。

胸がざわつく。

理由は分からない。

でも。

もうすぐ何かが起きる。

そんな気がしていた。

同じ空を見上げながら。

二人は同じことを願っていた。

――会いたい。

と。