君がいた幕末で


縁側にはれながいた。

昨日泣いたのが嘘みたいに静かだった。

でも。

どこか元気がない。

総司は隣に座る。

れなは少しだけ笑った。

「総司」

その笑顔が。

逆に苦しそうだった。

「昨日泣いてたね」

私は固まる。

総司は笑っていた。

だけど目は笑っていない。

逃がしてくれない目だった。

私は視線を逸らす。

「見てたの?」

「見てた」

即答だった。