「取り返す」 玄瑞が言った。 即答だった。 晋作も笑う。 「当然だ」 稔麿も頷く。 長州の仲間を。 家族を。 取り戻す。 それだけだった。 その頃。 私は何も知らなかった。 縁側に座っている。 最近少しずつ新撰組にも慣れてきた。 でも。 やっぱり長州が恋しい。 玄瑞に会いたい。 晋作に会いたい。 稔麿に会いたい。