君がいた幕末で


れながいなくなってから。

どれくらい経っただろう。

玄瑞は縁側に座っていた。

眠れない夜だった。

最近ずっとそうだ。

目を閉じると。

れなの顔が浮かぶ。

笑う顔。

怒る顔。

泣く顔。

歌う顔。

次から次へと思い出す。

忘れたいわけじゃない。

だけど。

思い出しすぎて苦しかった。

玄瑞は小さく息を吐く。