君がいた幕末で


私は全く気付いていなかった。

縁側に座る。

すると。

土方が通りかかる。

「土方さん」

私が呼ぶ。

土方は足を止めた。

「なんだ」

私は少し考える。

そして聞いた。

「なんで私ここにいるの?」

土方の目が細くなる。

いつか聞かれると思っていた。

そして。

自分も聞きたかった。

「それはこっちの台詞だ」

私は固まった。