君がいた幕末で



障子が開く。

思わず顔を上げた。

玄瑞かもしれない。

そんな期待をしてしまう。

だけど。

そこにいたのは平助だった。

私は少しだけ肩を落とす。

その反応を。

平助は見逃さなかった。