君がいた幕末で


目を覚ます。

見知らぬ天井だった。

私はゆっくり身体を起こす。

頭が重い。

ここはどこだろう。

数秒考えて。

全部思い出した。

新撰組。

総司。

平助。

そして――

「玄瑞……」

名前が零れた。

胸が痛かった。