「長州と関わっている娘?」 土方は総司を見る。 総司は頷いた。 「はい」 「変なんですよ」 土方は煙管を置く。 総司がここまで言うのは珍しい。 それだけで興味を持つには十分だった。 (→2ページ目へ) ⸻ (2ページ目) 「何が変なんだ」 総司は少し考える。 そして答えた。 「僕達を知っているみたいなんです」 土方の眉が動く。 「知っている?」 「初対面なのに」 「最初から警戒していました」 それは確かに妙だった。