君がいた幕末で


「知ってる気がするんだよね」

総司が呟く。

平助が首を傾げた。

「何を」

「僕達のこと」

その言葉に。

平助が真顔になる。

総司は続けた。

「会う前から知ってるみたいな顔をする」

その違和感は。

平助も感じていた。