君がいた幕末で


「変な子だよね」

総司が空を見上げる。

平助も頷く。

変な子だった。

新撰組を見ると逃げる。

なのに敵意はない。

むしろ。

どこか怯えている。

そして。

長州の人間といる時だけ安心した顔をする。