だって。 新撰組だから。 歴史で知っている。 だけど。 そんなこと言えるはずがない。 私は視線を逸らした。 「別に」 「別にじゃねぇだろ」 平助が言う。 総司は静かに見ていた。 その目は笑っていたけど。 ちゃんと観察していた。