君がいた幕末で


その時。

れなが立ち上がる。

平助達は慌てて身を隠した。

気付かれていない。

ほっと息を吐く。

だが。

平助の頭から歌声は離れなかった。

総司も同じだった。

二人はまだ知らない。

あの歌が。

自分達の運命すら変えていくことになるなんて。