君がいた幕末で


れなは玄瑞の羽織を掴んでいた。

少し怯えた顔。

玄瑞はそんなれなを見下ろす。

「どうした」

「なんでもない」

全然なんでもなくない。

平助はその様子を見ていた。

不思議だった。

れなは。

玄瑞の側だと安心した顔をする。