君がいた幕末で


「……」

「……」

気まずい。

ものすごく気まずい。

私は慌てて離れた。

顔が熱い。

絶対真っ赤だ。

「ご、ごめんなさい!!」

晋作は数秒黙った後。

突然吹き出した。

「はははっ!」

「笑わないで!!」

「怖くないんじゃなかったか?」

「犬は別!」

私は思わず叫ぶ。

晋作はしばらく笑っていた。

本当に失礼だ。