君がいた幕末で


その頃。

私は市場へ来ていた。

晋作達に頼まれた買い物だ。

「すぐ戻るから」

そう言って一人で出てきた。

本当にすぐ終わる予定だった。

だけど。

背後から視線を感じる。

私は立ち止まった。