君がいた幕末で


不思議な娘だった。

綺麗だった。

今まで見たことがないくらい。

少し色素の薄い髪。

大きな瞳。

京都では珍しい顔立ち。

そして。

何か秘密を抱えているような顔。

平助は無意識に思い出していた。