君がいた幕末で


「れなも来るか?」

晋作が何気なく聞く。

私は固まった。

行きたい。

でも。

行きたくない。

複雑だった。

すると稔麿が笑う。

「京都は賑やかだぞ」

玄瑞も頷く。

「勉強になる」

二人とも普通だった。

当たり前だ。

未来を知っているのは私だけなのだから。