君がいた幕末で


「京都?」

私は思わず聞き返した。

朝食の席だった。

晋作が頷く。

「ああ」

「少し用事があってな」

私は目を瞬く。

京都。

その名前を聞いた瞬間。

胸がざわついた。

幕末の京都。

新撰組がいる場所。

歴史が動く場所。