君がいた幕末で


その夜。

私は眠れなかった。

縁側に座り空を見上げる。

頭の中に浮かぶのは。

晋作。

玄瑞。

稔麿。

みんなの顔だった。

楽しい毎日だった。

笑ってばかりの日々だった。

だからこそ。

思い出してしまった。

未来を。