君がいた幕末で


気付いた時には。

晋作に支えられていた。

「おい」

いつもより低い声。

私は少しだけ首を傾げる。

「平気」

「平気じゃねぇ」

即答だった。

晋作の手が額に触れる。

そして。

眉が寄った。

「熱じゃねぇか」