君がいた幕末で


しばらくして。

晋作が何かを差し出した。

「ほら」

見ると。

団子だった。

私は目を瞬く。

「なんで?」

「食いたくなった」

絶対嘘だ。

私は思わず笑った。

すると晋作も少しだけ笑う。