君がいた幕末で


「未来の道具か?」

晋作が聞く。

私は固まった。

未来。

その言葉が妙に引っかかる。

まるで。

本当に幕末にいるみたいな言い方だった。

「……ねぇ」

私は晋作を見る。

「今って何年?」

少し緊張しながら聞いた。