君がいた幕末で


夕方。

私は一人で町を歩いていた。

空を見上げる。

帰りたい。

お母さんに会いたい。

そんなことを考えてしまう。

ダメだ。

せっかくみんなが優しくしてくれているのに。

私は笑わなきゃ。

そう思った瞬間。

涙が滲んだ。