幼馴染に彼女ができたとき、私は貴方が好きだと気づいた。

何度も諦めようとした。諦めようと……。
でも、心にはいつも湊……。
こんな自分が嫌で、美羽ちゃんには悪いけど、気持ちを伝えてみることにした。
ごめんなさい……。美羽ちゃん……。
友情を守るのか。恋を選ぶのか。
何度も悩んだ。でも、伝えたいって思った。
振られたら諦められる気がしたから……。
直接だと気まずいからLINEで送ることにした。
≪今、話せる? 話したいことがある≫
送ったら、すぐに既読が付いた。
≪え? 何?≫
≪湊が好き≫
既読が付くが、無反応。
私は焦って送信取り消しをした。
≪え? 今、何て? 好きって書いてあった? なら、ごめん。彼女がいるから……。≫
う、う……。
やっぱり、実際に言われると胸が苦しい……。
≪冗談冗談! 天地がひっくり返っても、好きになることはありませんから、ご安心を!≫
≪冗談かよ! もう、びっくりしたわ!≫
≪ごめん! 湊が好きって美羽が言ってたって書こうとしたのに、途中で送っちゃったの!≫
≪美羽って、そんなに惚気話してるの?笑≫
「美羽」……。もう、呼び捨てで呼ぶんだね……。
≪うん。あんたたち、ラブラブなんだね!≫
≪まあね≫
私は入る隙間もなかった。
なのに、告白してしまった。ごめんなさい……。
美羽ちゃん……。こんな私を許してください……。