幼馴染に彼女ができたとき、私は貴方が好きだと気づいた。

「付き合ったんでしょ⁉ おめでとう‼」
教室でいつものように美羽ちゃんとお喋りをしている。
「……うん。その、美羽ちゃん……」
「もー!! 気まずくなりたくないの!! 私は二人が幸せだったら何でもいいの! もともと、湊なんて好きじゃないから!!!」
「……え? あ、そうなの?」
「うん! 好きなフリしてただけ!! 一ミリも好きじゃない!」
「……じゃあ、安心していい……の?」
「うん! 安心して! 絶対に好きじゃないから! 好きにならないし!!!」
「うん。分かった。ありがとう! 美羽!」
「……え! 美羽?」
「うん。美羽。ダメ? 私たち親友になりたいな……なんて!」
「いいよ! 親友になろう!」
「いいの? 本当に?」
「いいよ!」
「ありがとう……」


こうして、恋敵だと思っていた人と親友になったのだった。