姫、拾っただけなのに最強(最凶)総長様にただただ溺愛されてます。

「君、立てる?少しでも力が残ってるなら手伝うから自力で……」


返答がなく、途中で言葉を切らした。


1応同い年のように見える。


まぁ、敬語じゃなくてもいいだろう。


「………うーん…」


その青年にさらに近寄り、スマホを光らせて怪我の状態を確認。


医者沙汰まではいかない、と言っていいでしょうか。


何だか、ここで救急車を呼ぶのは良くない気がする。


少し考えたが、その青年は家にお持ち帰りすることにした。
※危ない意味ではないから大丈夫ですよ!?


でも、もし襲われたらどうしよう……


いや、その時はその時で、なんとかするしかない。


―――ん?ちょ、ちょっと待って?