姫、拾っただけなのに最強(最凶)総長様にただただ溺愛されてます。

中2半分を迎えた雪解けの日。


その日は塾で遅くなって、夜遅くにマンション、いやアパートに向かって歩いていた。


わたしは成績はいい方で、偏差値はように60を超えている。


自慢ごとではないのだけれど。


先生との志望校の面談終わり、早足で帰路の途中にある繁華街を通り抜ける。


だって、ここにはヤンキーやら、酔っぱらいやら、色々迷惑者がわんさか。


繁華街という名前の仮面を被った、迷惑者ホイホイのようなもの。


でも、一体なんの仕返しでしょうか。


今、繁華街を出たところ。


わたしはなぜ、傷だらけの青年の前に立って、手を差し伸べているのですか―――?