姫、拾っただけなのに最強(最凶)総長様にただただ溺愛されてます。

先生に反省文を提出して、今は帰り時。


「梨乃、ちょっと校長に謝ってくるから待ってて」


う、嘘でしょ〜!?


「わ、分かった…」


そう言ってまた出ていった氷川くん。


「りーの」


「っ、先生…」


「先生じゃなくて?」


「先生は…先生です……っ」


「ふーん…?」


そう言うと、先生はわたしに顔を近づけた。


「反抗するじゃん。だめな子」


ニヤッと意地悪に笑ったかと思うと、わたしの唇を親指で軽く押さえ、スーッと撫でた。


「ふぁっ……」


指を離すと、ため息を吐いて、わたしを見る先生。


「せっかく可愛いんだからさー、もうちょっと自覚しよーね?」


「可愛い?わたし可愛いの欠片もないですよぉ……」


「はー…信じらんない」


「? ? ?」


わたしが首を傾げると、先生の瞳の色が変わり―――