君が照らす人生は、いつだって温かい




夜になって、病室の灯りが落ちた。

リハビリの疲れよりも、心の疲労のほうが重かった。

天井のシミは、もう数えなかった。

静まり返った病室の中で、
昼間の自分の声だけが、何度もリピートされる。


――今の俺の気持ち分かったような言い方して。



「……最悪だろ、これ」



自分に吐き捨てる。

誰に当たるでもなく。

どこにもぶつけられなくて。

結局、一番大事にしたいと思っていた人に、
ぶつけてしまった。