君が照らす人生は、いつだって温かい




第一クォーターが始まった。

春日井先輩の代わりにスタートに入った三年生のガードが、
必死に声を出している。



「ナイスディー!中、絞れ絞れ!」


南陵は、さすが強豪校という感じだった。

パス回しが尋常に速い。

スクリーンの当たりも強い。

セカンドボールの回収も上回っている。

なにより、シュート成功率が高かった。

それでも、
うちのチームも食らいついていく。


「今、三点差だね」


「うん」



電光掲示板の数字が、じわじわ動いていく。