こわい話ノート

退屈な5時間目の国語。私はノートの隅に「なにかおもしろいことないかなぁ」とひとりごとを書く。
授業が終わったチャイムが鳴り響く。やっと終わった!
嬉しくて席を立とうとすると、視界がぐらりと揺れた。
「はい、では教科書の24ページを開いてください」
先生の言葉に、私は目を見開く。時計の針が5時間目の始まりに戻っていた。
そして、ノートに写した授業内容は消えているのに、私のひとりごとだけは残っていた。